【ASMRの種類】ささやき・タッピング・ロールプレイ…あなたに合う音は?

ASMRトリガーを表現したイラスト(ささやき声、タッピング、咀嚼音) ASMRトリガー

ASMR(Autonomous Sensory Meridian Response)は、さまざまな「音」や「声」が引き金(トリガー)となって、心地よいリラックス状態をもたらす現象です。人によって感じやすい音の種類は異なり、ASMRには多くのジャンルが存在します。

この記事では、ASMRの代表的な種類についてご紹介しながら、「自分に合う音」の見つけ方のヒントもお伝えします。

ささやき(ウィスパーボイス)

もっとも代表的で人気が高いのが「ささやき声」です。マイクの近くで話すことで、耳元で話しかけられているような感覚が生まれ、安心感や心地よさを感じる人が多いです。

私がASMRに興味を持ち始めたのも、偶然見た海外のウィスパー動画でした。最初は「なにこれ?」という不思議な感覚でしたが、気づけばずっと見入ってしまったのを覚えています。

タッピング(指で叩く音)

次に人気なのが、爪や指先で物を軽く叩く「タッピング音」です。木の板やガラス、プラスチックなど、素材によって音の響きが異なり、繊細なリズムが心地よい刺激となります。

私は特に「リズミカルなタッピング」が好きで、疲れているときに聴くと、頭の中がスッと整うような感覚があります。

ロールプレイ(疑似体験型)

ロールプレイとは、耳かき・美容室・診察・メイクアップなどの“日常の一場面”を演じる形式のASMRです。視覚・聴覚の両方から癒しを得られるのが特徴で、まるで本当に施術を受けているような臨場感があります。

演技や小道具も本格的なものが多く、「没入感」を重視する人におすすめです。

咀嚼音・モッパン(食べる音)

食べ物を咀嚼する音や、飲み込む音なども人気のASMRジャンルのひとつです。特に韓国の「モッパン」動画(食べる様子を見せる配信)が世界的に注目され、サクサク、パリパリといったリアルな咀嚼音に癒される人が続出しています。

私も、普段はあまり意識していませんでしたが、たまたまおすすめで流れてきた動画を見て「なんだか心地よい」と思ったことがあります。味覚ではなく、“音”で食事を楽しむという新しい感覚があるかもしれません。

  • 音の種類が豊富(カリカリ、ジュワ〜、シャキシャキなど)
  • 食欲をそそられる感覚とASMRが融合
  • 一部の人には不快感を与えることもあるため好みが分かれる

ブラッシング・ブラッシング音

ブラシで髪をとかす音や、布を撫でる音なども「ゾワゾワする」「癒される」と人気です。音に加えて、スローな動きやルーティン感がリラックス効果を高めてくれます。

音フェチ系(環境音や道具音)

環境音(雨の音・波の音・焚き火など)や、日常の物音(タイピング音・紙をめくる音・スプレーの音など)もASMRの一種として楽しまれています。シンプルながら中毒性が高く、「音だけで集中できる」と愛用している人も少なくありません。

自分に合ったASMRの見つけ方

ASMRには多種多様なジャンルがありますが、「万人に効く音」はありません。自分にとって心地よく感じるかどうかがすべてです。

  • YouTubeなどで人気動画を探して、いろいろな音を試してみる
  • 聴いたときに「ゾワゾワ」「癒される」「気持ちいい」と感じたら、それがあなたのトリガー音
  • 苦手な音があるなら無理に聴かなくてもOK

ちなみに私の場合、眠る前は“やさしい声のささやき”が合っていて、作業中は“環境音”がちょうどよく感じます。

まとめ

ASMRにはささやき、タッピング、ロールプレイ、咀嚼音など、さまざまな種類があります。それぞれに特徴があり、効果の感じ方も人それぞれです。

あなたもぜひ、自分に合った音を探しながら、ASMRの世界を楽しんでみてくださいね。

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